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化物語のSS書きたい

でも化物語って二次創作しづらい。
阿良々木ってキョンと違って面倒。キョンも面倒だけど……。




「デートをしよう、阿良々木先輩」

世にも恐ろしいことを言い放った神原の顔は、
恐ろしいほどの笑顔だった。


―お出かけ 1

「神原、それは冗談か?」
「本気だ。なんなら今ここで裸になって阿良々木先輩への愛を叫んでもいい」
「意味わからねえよ! やるな!」
神原は少し残念そうに肩をすくめた。
なんで残念そうなんだよ。
というか、神原は知っているはずだ。
他の女子と肩が触れ合っただけで、僕の心臓にカッターを突き付けそうな
とても恐ろしく怖い彼女がいることを。
「心配しなくていい、戦場ヶ原先輩の許可は取った。あとは阿良々木先輩次第なのだ」
「え、そうなの?」
「うむ、昨日戦場ヶ原先輩が入浴している時間にな。五時間たっぷりお願いした」
「戦場ヶ原は今日欠席なのはお前のせいか」
戦場ヶ原は風邪を引いたらしく、今日は欠席だと今朝担任から聞いた。
風邪を引くなんて珍しいと思っていたら……こいつのせいか。
戦場ヶ原は少し神原に甘いとこがあるからなあ、しょうがないか。
「というわけで」
神原はこほんっと一回咳払いをして、
「デートをしよう、阿良々木先輩」
と笑顔で言った。
「待て待て、なんで僕がお前とデートしなくちゃいけないんだ?
先日やっと彼女と初デートというイベントを終えたばかりなのに」
それに神原は、一応僕とは恋敵のはずだ。
「私が阿良々木先輩と遊びたいからだ」
「だったらわざわざデートなんて言い方しなくてもいいだろうに」
「む、確かにそうだな……」
こほんっと本日二回目の咳払いをして、神原は言った。
「一緒に遊ぼう、阿良々木先輩」
「……なんかお前が言うと、エロく感じるな」
「えっちな遊びをしよう、阿良々木先輩」
「言いなおすな!」
今のは僕が悪かった。すまん、神原。
「阿良々木先輩、不都合なら構わないぞ。無理をしないでくれ」
「いや、別に駄目なわけじゃ……」
断ったら戦場ヶ原に殺される。
なんとなくそんな気がした。なんとなく。
「次の日曜でいいか?」
「本当か!」
「本当だ」
「ありがとう、阿良々木先輩。感謝する」
「遊ぶくらいで感謝されても……」
「じゃあ次の日曜、十時に待ち合わせだ。場所は――」
神原はやけにはしゃいでいた。そんなに僕と遊びたかったのだろうか。
だったら戦場ヶ原を誘うべきでは? 僕に気を使ってくれたのか?
まあ後輩に遊びに誘われるのは嫌なことではない。
素直に喜んでおこう。
「――で、いいか? 阿良々木先輩」
「え、ああ、うん。いいよ」
「本当か! 本当に一緒にラブホテルに行ってくれるのか!」
「ごめんなさい聞いてませんでした!」
本当にえっちな遊びじゃねえか!
「冗談だ。えっとだな、遊園地に行こうとだな」
「遊園地? 別に良いけど……そんなとこでいいのか?」
「全裸でプールに行ってもいいと言うのなら、行こう」
「遊園地楽しみだなー、神原」
待ち合わせ場所は駅前ということで話がつき、僕と神原は別れた。
遊園地、か。
いつ以来だろうな。
少し神原と出かけるのが楽しみだったのは、神原にも戦場ヶ原にも内緒にしておこう。
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